CNC-ABS
ABS CNC部品は、強度が高く軽量で耐久性に優れた熱可塑性プラスチック部品で、自動車、電子機器、民生品などの試作や実用部品に広く使用されています。耐衝撃性、寸法安定性、加工性に優れ、マット仕上げや鏡面研磨など多様な表面処理が可能です。
主な特徴とメリット
機械的強度:耐衝撃性と耐久性に優れ、機能部品に適します。
加工性:切削加工が容易で、複雑形状でも寸法精度良く製作可能です。
コスト効率:他素材と比較して低コストで効率的な生産が可能です。
多様な表面処理:塗装、研磨、メッキなどが容易に行えます。
熱・化学的安定性:-20℃~80℃の中温域で安定し、多くの酸・油に対する耐性があります。
軽量:強度と密度比が高く、軽量化に貢献します。
代表的な用途
自動車部品:コンソール、ダッシュボード、内装部品など
電子機器筐体:コンピュータ部品、モニター筐体、キーボード部品など
産業用部品:試作モデル、治工具、固定具など
民生品:玩具、家具部品、各種ケーシングなど
ABS CNC加工のポイント
工具・回転数:熱可塑性樹脂に適した鋭利な工具と切削条件が必要です。
固定方法:たわみやすいため、強固なクランプまたは真空テーブルでの固定を推奨します。
表面処理:研磨や蒸気研磨により切削痕を除去できます。
デメリット
UV感受性:長時間の日光暴露で劣化しやすくなります。
耐熱限界:高温用途に不向き(80℃超で強度低下)。
薬品耐性:アセトンなど一部の溶剤に感受性があります。